活性酸素についての基礎知識

日焼けで活性酸素を発生

日光に肌をさらすことによって、もちろん日焼けをしてしまうことになりますが、実はこの日焼けにも活性酸素が大きく関わってきているのです。

 

肌が紫外線を浴びることで、肌細胞を紫外線から守るために活性酸素が発生します。この活性酸素の刺激により、メラニン色素が生成されることとなり、肌を紫外線から守っているのですが、困ったことにメラニン色素以外の場所にも活性酸素の刺激が及んでしまうことになるのです。

 

ここではそんな紫外線により、影響を受けてしまうことについて簡単に解説させていただきます。皮膚で発生してしまった活性酸素というのは、コラーゲンやエラスチンなどといった皮膚の若々しさを維持する蛋白を破壊してしまいます。そしてエラスチンやコラーゲンの悪性の架橋や断片化を促進させ、肌の弾力を奪いとり、シワやタルミといったトラブルを生じさせてしまう原因になります。

 

つまり肌の脂質が酸化されてしまうことによって肌がサビてしまうことになるのです。このサビに取り付かれた肌細胞というのは、徐々に死滅することになります。
肌細胞の死滅が進んでしまいますと、肌のバリア機能が著しく低下してしまうことになり、皮膚が乾燥しやすくなったり、また、刺激やアレルギーに対して過敏な肌になり、皮膚炎を引き起こしてしまうと言われています。

 

このような肌の酸化というのは、一重項酸素と呼ばれている活性酸素が大きく関わっています。この活性酸素についてですが、脂質を酸化させ、そして脂質を過酸化脂質に変化させてしまいます。

■目にも活性酸素が発生

 

過酸化脂質というのは、付着した部分に徐々に悪い影響を及ぼしてしまいます。

 

肌バリアの破壊と同様のこととして、紫外線がよく当たることになる目についても活性酸素が発生する場所となります。目で発生する活性酸素というのは、同じく一重項酸素となりますので、目の中の脂質が過酸化脂質へ変化してしまいます。

 

過酸化脂質が蓄積されてしまった結果としまして、白内障と呼ばれる目の病気を引き起こしてしまうのです。

 

このような白内障の原因については様々あるのですが、老化が原因とされる老人性白内障については、瞳孔の部位に当たるレンズの内側に増えてしまった過酸化脂質が付着することとなるために発生する病気となります。

 

ちなみに、一重項酸素については寿命が非常に短くなっていますが、その間に様々な反応を引き起こしてしまうことから厄介な存在なのです。