活性酸素についての基礎知識

活性酸素は老化の原因

酸素というのは、どうして毒性を発揮してしまうことになるのでしょうか?実は酸素というのは、私達人間における生命活動にとりまして必要な働きをしている反面、さまざまな物質と結合することによって、相手を変化させてしまうといった性質を持っているのです。

 

そもそも酸素というのは非常に活発な元素となりますので、ありとあらゆるキッカケによって不安定な状況を引き起こしてしまいます。そして、簡単にその他のものに付着してしまい反応を起こすのです。このような反応のことを酸化と呼んでいます。

 

酸化という言葉でしたら何度も聞いたことがあるかと思います。例えば皮を剥いたリンゴをそのままの状態で放置をしておくと徐々に赤茶けてくることとなりますので「リンゴを酸化させることの無いように、塩水につけておかなければ」などといったこともあるでしょう。

 

また、鉄をそのまま空気中に放置しておくことで、徐々に赤くさびてきてしまうのは、酸化してしまっているせいだと言われています。このように酸化というのは私達の身の回りでも、頻繁に目にしている現象だと言うことが出来るのです。

 

酸化を引き起こしてしまうと、その物質というのは変化してしまい、使い物にならなくなってしまいます。そして、これはなにも体の外だけで起きてしまっているだけではありません。

■強い毒性を持つ酸素

 

酸素というのは呼吸をすることによって、私達の体内にたくさん送り届けられ、酸素はあらゆるキッカケによってすぐ変化してしまうことになるために、酸化というのは私達の体の中でも起こっているワケです。

 

そのような酸化が体内にて起きてしまった時、体の細胞というのは障害を受けてしまうことになります。これが病気や老化に繋がってしまうのです。

 

ただし、大気中に存在している酸素の酸化力というのは、穏やかで緩慢なものとなりますので、毒性と言われているほど凶暴とも言える酸化力は持っていないのです。しかし、これが何らかのキッカケによって変化をしてしまうと、強い酸化力を持ってしまうのです。

 

この酸化力というのが強い毒性を持つ酸素である「活性酸素」となります。大気中に存在している時には比較的安定をしている酸素だったとしても、一度体内に侵入してしまうことで様々な障害に合い、活性酸素に変化してしまいます。

 

そして、体の細胞を酸化させることに繋がり、様々な病気を引き起こしてしまうことになるのです。つまり酸化力の異常に強くなってしまった酸素が活性酸素ということになります。